「秒速5センチメートル」感想というか考察

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この作品、結構考えさせられました…

映像という受動的な表現をしつつ、観る者に能動的つまり思考を強制させられる

この物語は、“もし”という考えが多く頭を過ぎりました

もし、貴樹と明里が転校しなかったら…
もし、電車が通常通り運行していたなら…
もし、貴樹と明里が手紙を交換できていたなら…
もし、貴樹がメールを送れていたなら…
もし、あの時電車が二人を遮らなかったら…

どうなっていたんでしょう?
ラストとは全然違う結末にはなるでしょうね


では、なぜあのラストを選んだか…

この作品は、貴樹の心の弱さを伝えたかったのでは無いかと私は思います。貴樹の明里を思う心はとても強固で頑丈なもの、それ故に脆くもありました。

第1話で貴樹と明里の気持ちはお互いに向いていました。なので、貴樹も自分の気持ちを素直に行動に移すことができたのです。
しかし、第2話お互いの手紙・メールのやり取りは少なくなり明里の気持ちが自分に向いているか分からなくなった貴樹は気持ちを行動に移すことに躊躇してしまいました。
第3話、結局二人は違う人生を歩むことに…

明里は思い出は過去と割り切って前に進んでいました

じゃあ、貴樹は?
貴樹は思い出は過去と割り切るどころか、貴樹の時間は二人でいた頃で止まっているように思えました。
第2話で貴樹が見ている風景だけ違ったり…
第3話で空虚な人生を送ってたり…
時も風景も人間関係も移り行くものです。
貴樹は全てにおいて取り残される存在になっていたのでは無いでしょうか。
それ故に貴樹は前に進もうとはするのだけど実際には前には進めていないというパラドックスに陥っていたのでは無いでしょうか。


あの日貴樹と女性がすれ違った時、貴樹は明里の幻影を見ていただろう。いつの日か踏み切り越しにおどけて見せた笑顔を。
だが、実際は女性など居なく明里の笑顔もそこには無かった。

そこで貴樹は過去と決別し、貴樹の止まっていた時間はやっと動き出したのだと思います

秒速5センチメートルで…
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